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ニュースサマリー:GAFA決算結果、新型コロナが欧米で顕著に悪化

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GAFA決算結果

日本時間の早朝、4社の決算発表がありました。4社とも数字はパーフェクトでしたが、アップルだけiPhoneの売上が今ひとつでした。

アルファベット/グーグル(GOOGL)
EPS $16.40(予想 $11.20)OK
売上高 $46.2Bn(予想 $42.8Bn)OK

アップル(AAPL)
EPS 73¢(予想 70¢)OK
売上高 $64.7Bn(予想 $63.3Bn)OK
※決算としてはパーフェクトでしたが、iPhoneの売上高が$26.4Bnと、予想$27.73Bnを下回ったことが注目されており、株価も約5%下げています。

フェイスブック(FB)
EPS $2.71(予想 $1.91)OK
売上高 $21.5Bn(予想 $19.8Bn)OK

アマゾン(AMZN)
EPS $12.37(予想 $7.36)OK
売上高 $96.2Bn(予想 $92.6Bn)OK
ガイダンス $11.20B-$12.10Bn(予想 $11.24Bn)OK

新型コロナ、第三波(第二波)の到来

新型コロナの新規感染者数が、欧米各国で史上最悪の水準を更新し続けています。ドイツとフランスは事実上のロックダウンを施行し、米国も油断できない状況になってきました。

下のグラフを見ると、特にフランスの状況が危機的なことがわかります。次いで、スペイン、イタリアの状況も悪化しています。今回の波は、米国にとっては第三波ですが、欧州諸国にとってはほぼ第二波なので、その意味でも欧州のインパクトはきついものがあると思います。

このように欧米の新規感染者数が再拡大している理由は、気温が下がってきたことで、窓を開けるなど、換気の機会が減ってきたことが指摘されています。これは北半球共通の課題ですので、日本を含め、ほぼすべての先進各国が直面する問題になるかもしれません。

マーケットとの関連でいうと、11月3週にバイオンテック(BNTX)のワクチンの審査結果が出ると言われていますので、今後はおそらく次のような展開が予想されます。

  • 11月3週までは、3月以来のパターンが続く可能性。つまり、細かい上下動を繰り返しながら、リモート銘柄、巣ごもり銘柄が堅調に推移する。
  • 11月3週に、バイオンテックのワクチンが承認された場合、類似のモデルナ(MRNA)の株価も上昇か。続いて、セクター・ローテーションの動きが出る可能性もある。具体的には、飲食、旅行、航空、金融など。しかし同時に、長期金利が上昇する懸念あり。
  • 11月3週に、バイオンテックのワクチンがボツになった場合、類似のモデルナ(MRNA)も下落する可能性。失望感から相場全体が軟調になる恐れもあり。

また、新型コロナ関連で、上記に加えて大事なファクターは、いつどのくらいの規模で、新型コロナ対策予算案(景気刺激策、Stimulus Package)が議会で可決されるかということがあります。

ワクチンが承認され、予算案が可決されれば、相場は一気に次のステージに向けて動き出す可能性がありますが、両方ともダメな場合は、現在の状態がさらに深堀りされていくことになると思います。

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