日記

安倍さんが辞めてホッとした話 憲法9条改定は日本社会を破壊する

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安倍さんが辞めてくれて、ホッとしています。

安倍さんは、対外的には毅然とした外交政策を取ってくれたし、金融経済の底上げをしてくれたので、その点は良かったと思っています。

しかし、憲法改定に執念を燃やしているところは、ずっと警戒していました。憲法改定と言っても、その主眼は9条改定ですから、その点を警戒していました。

9条を改定したいのは、日本が普通に軍隊を持って、その軍隊を必要に応じて海外派遣できるようにしたいからだと思います。

しかし私は、良い意味で日本はそうした任に堪えない国だと思っています。

自衛隊を軍隊にして、海外派兵すれば、必ず死傷者が出ますし、要員が現地で人を殺傷するということが出てきます。

この問題を身近に引き寄せて考えると、自分の家族、つまりお父さんや旦那さん、兄弟が海外で殺されたり、人を殺して帰ってくるということが、普通に起きるようになるということです。米国などでは、こういう問題で、本人がPTSDで苦しんだり、家庭崩壊するといった問題が頻繁に起きています。

日本、というか、私たちは、こうした問題を受け入れる覚悟があるでしょうか。

安倍さんと、安倍さんを支持する人たちには、こういう9条改定に伴って起きる問題を身近に引き寄せて考えるイマジネーションが欠如していたように思います。

軍隊を持つというのは、このように自分の家族が、世界平和という大義の下で、無残な遺体となって帰ってきたり、人を殺傷して帰国し、そのあとずっと一緒に生活するプレッシャーを受け入れることなんです。

私はかつて、紛争国で仕事をしていて、偶然、現地に派遣された自衛隊の人と一緒に仕事をする機会がありました。

彼らはプロフェッショナルとして尊敬できる人たちでした。

しかし、失礼な言い方になってしまいますが、同時に非常に人間味あふれる優しい人達で、一緒に現地に派遣されていた他の国の軍隊と比べると、必要に応じて、自分が死んだり、人の命を奪うことを業務として躊躇なく遂行できるかというと、そうではないと感じました。このとき、比較対象になったのは、近くに駐屯していたフランス軍、米軍、オーストラリア軍です。

また現地では、同僚が銃殺されるという事件もありました。

そのとき、日本国内は騒然としたヒステリックな状態になり、私は現地で日本の新聞を読んで、その激しい反応に驚いたことを覚えています。その後も時おり、紛争国で日本人が亡くなるといた事件が起きていますが、世論の反応は非常に情緒的かつヒステリックだと感じています。他の国の場合、自国民が紛争国で亡くなっても、こういう反応にはならないのです。

こうしたことから、日本はとても軍隊を持って、海外派兵するような任に堪えられるような国ではないということを実感してきました。

過去においては、日本もアジア諸国に軍隊を派兵して好き放題なことをやりましたが、そのときも合理的思考に基づき、国益を拡大するということはできず、情緒的かつ観念的で非現実的な作戦計画を立てて、日本を壊滅に導き、アジア諸国にも大変な迷惑をかけました。一言で言えば、その器でなかったということです。

日本人は、非常に繊細で優しいところがあり、私はそこが良いところだと思っています。ですから、無理をすることはないというのが結論です。今後も、外交で日米同盟を維持、強化すればいいのです。

安倍さんの問題は、祖父の岸信介氏から引き継いだ非常に情緒的かつ観念的で、抽象的かつ非現実的な構想に基づき、憲法改定を目指したところでした。そこには、現実的かつ合理的な思考、イマジネーションが欠落していたということです。

辞めていく人を批判するのは気が引けますが、次の総理がこの弱点を引き継がないことを願っています。

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